給付内容まとめ

以上、3つの給付内容をまとめると以下の通りです。もしもの時に年金を受け取ることができるよう、しっかり確認しておきましょう。

〈国民年金の給付内容〉

老齢基礎年金障害基礎年金遺族基礎年金
条件合計10年以上年金保険料を納付(免除・猶予含む)・障害等級1級もしくは2級
・64歳以下の時に障害の原因となる病気や怪我について受診済
・加入期間の3分の2以上、保険料を納付(免除・猶予含む)
・加入期間の3分の2以上、保険料を納付(免除・猶予含む)
・直近1年間に滞納がない
受け取れる人本人本人・子どものいる配偶者
・18歳未満の子
受給額の目安年額最大
778,300円
年額778,300円+α年額778,300円+α

参照:日本年金機構の公式サイト

年金制度の3つの保険者

国民年金では、加入している人を3つの種類に分けています。自分がどの保険者に当てはまるか確認しておきましょう。

第1号被保険者

第1号被保険者は、20歳以上60歳未満で、第2号、第3号のどちらにも当てはまらない人全てが該当します。具体的には、自営業者や20以上の学生や無職の人が第1号被保険者となります。第1号被保険者の場合、国民年金は、納付書にて直接支払うか、口座振替で納付する形となります。

第2号被保険者

第2号被保険者は、厚生年金に加入している65歳未満の人です。具体的には、会社員や公務員が第2号被保険者となります。第2号被保険者の場合、国民年金保険料は厚生年金保険料として給料から天引きされる形となります。自動的に納付されるため、未納の心配はほぼ無いと言って良いでしょう。