2. 申請書に必要事項を記入する
申請書の記入項目は、氏名・住所や電話番号などの基本情報の他、前年の所得など審査にかかわる情報も含まれます。なお書類の名前にもありますが、納付猶予と納付免除の申請書類は同じものなので、両方を同時に申請することが可能です。特に指定のない場合は、以下の順番で優先的に審査され、該当する区分が適用されます。

①全額免除
②納付猶予
③4分の3免除
④半額免除
⑤4分の1免除

つまり、全額免除の区分から審査され、全額免除で通らなければ納付猶予、納付猶予で通らなければ、4分の3免除、というように進むわけです。もし、免除を希望しないのであれば、納付猶予以外の項目に「×」のチェックをすれば免除については審査されません。

3.担当窓口に書類を提出する

住民登録をしている事態の市区役所、町民役場の国民年金担当窓口となります。持参するものは以下の通りです。

・本人確認書類(免許証など)
・国民年金保険料免除・納付猶予申請書
・国民年金手帳または基礎年金番号通知書
・印鑑(申請書に必要、本人署名がある場合は不要)
・雇用保険被保険者離職票または、雇用保険受給資格者証(失業者の場合)

その他、自営業の場合は開閉業届の写しなどが必要になるケースがあります。窓口での指示に従い、対応するようにしましょう。

4.審査結果を待つ

一度手続きが終了すれば、特にすることはありません。審査結果を待つのみとなります。審査には2~4ヶ月程度かかり、結果は郵送にて送られます。審査結果が出た後に行うことは特にありません。そのまま猶予の扱いになります。